2015.10.29 08:19相続財産の調査相続が開始されたら相続財産の調査をしましょう。・不動産の所在がわかっている場合は法務局で登記簿を取得します。・市区町村の役所で名寄帳を用いて不動産の所在を調べる事ができます。・相続財産の総額を確定させる為に固定資産評価証明書を取得する・預貯金の通帳や証書によって銀行に対して、相続開始前3年ないし6年間の被相続人取引履歴及び死亡時の残高証明書を発行してもらいます。・借入金についても確認しましょう。・...
2015.10.29 08:15相続人の調査・確定相続が開始されたら必ず相続人の調査・確定をしましょう。 まず亡くなった被相続人の最終本籍地の自治体で被相続人の戸籍を取得します。窓口でその自治体にあるもの全て下さいと言えば全部出してもらえます。 取得した戸籍謄本から転籍前の本籍地を確認し、その本籍地でまた戸籍を取得します。それを繰り返し被相続人の出生までたどり着けばゴールです。 取得した戸籍謄本をもとに、相続人を確定し、相続人の戸籍謄本を取得し、...
2015.10.29 08:06遺産分割協議書 相続が起こったとき、遺言書がない場合には、相続人間で誰が何を相続するかを話し合う必要があります。その場合、法定相続分通りに分割する必要はありませんが、遺留分に注意する必要があります。 相続人間で遺産分割について話し合いがまとまったら、遺産分割協議書を作成します。預貯金、不動産、株式などの名義変更をする際に、遺言書又は遺産分割協議書が必要になりますので必ず作成しましょう。 遺産分割協議書の要式に法...
2015.10.28 08:00遺言執行者執行者 ・遺言の内容を実現する為に、相続財産の管理その他、遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を有するとされています。義務 1、民法の委任規定の準用 2(1)善管注意義務 (2)報告義務 (3)受取物等の引き渡し義務 (4)補償義務 (5)費用償還請求権等 (6)緊急処分義務 (7)委任事務終了事由を通知するまでの執行事務の継続職務 1、相...
2015.10.28 07:55公正証書遺言長所 ・元裁判官や元検察官で法律の専門家である公証人が作成するので、方式の不備で無効になる危険が無い ・原本が公証役場に保管されるので、内容の変造の危険が無いこと、紛失の危険が無いこと ・検認の手続きが不要である ・文字を書くことが出来ない者も作成できる。短所 ・証人2人と公証役場に行かなければならない(入院していたり、寝たきりの方は出張してもらえるが、有料) ・費用が掛かる ・証人に内容が知られ...
2015.10.28 07:46自筆証書遺言要件としては遺言の全文、日付を自書し署名押印をすることが挙げられます。自書とは文字通り、自分で書くことを意味しますので、パソコンなどで作成することや、他人に代筆させることは出来ません。テープに録音したり、ビデオに録画したものは無効ですが、相続人への思いを残すことは問題ありません。病気等により手が震える場合に、他人の助けを借りる程度で、添え手をした他人の意思が介入した形跡の無いことが判定できる場合に...